【漫画レビュー】『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』|恋から始まる異世界大冒険!

『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』サムネイル

生きていれば誰しも「出会い」を求めますよね。

彼女・彼氏が欲しいと願ったり、気の許せる友人関係を築いたり、自分の家族を作ったり…。

「出会い」のきっかけはそれぞれあると思いますが、今回紹介する漫画は「ダンジョンでの出会い」から始まる物語『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』です。

命をかけて挑むダンジョンに、女神のような強い女性が舞い降りて…。

彼女に認めてもらうために、全力で努力する主人公の異世界大冒険です!

 

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それでは早速『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』を紹介していきます!

 

『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』基本情報

まずは漫画『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』の基本的な情報を見ていきましょう!

異世界物好きならば、一度は聞いたことのある話題作です!

 

『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』あらすじ

『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』サムネイル

迷宮都市オラリオ──『ダンジョン』と通称される壮大な地下迷宮を保有する巨大都市。未知という名の興奮、輝かしい栄誉、そして可愛い女の子とのロマンス。人の夢と欲望全てが息を潜めるこの場所で、少年は一人の小さな「神様」に出会った。 「よし、ベル君、付いてくるんだ! 【ファミリア】入団の儀式をやるぞ!」「はいっ! 僕は強くなります!」 どの【ファミリア】にも門前払いだった冒険者志望の少年と、構成員ゼロの神様が果たした運命の出会い。 これは、少年が歩み、女神が記す、──【眷族の物語(ファミリア・ミィス)】
引用:https://booklive.jp/product/index/title_id/201522/vol_no/001

巨大な迷宮で出会った美しい女神。そこから主人公の冒険は始まります。

つまり「恋が力に変わる」という美しい異世界冒険漫画なのです!

あらすじの時点で、そのオリジナリティに惹きつけられますよね。

 『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』を読む 

 

作者・大森藤ノさん / ヤスダスズヒトさんとは?

本作は、大森藤ノさんによる小説が原作です。そして、本編のイラストはヤスダスズヒトさんが担当しており、2013年からGA文庫(SBクリエイティブ)より刊行されました。最近よくある原作(物語)とイラストの作家が別という、バクマン。スタイルですね。

本作は略称として『ダンまち』と呼ばれています。

作者のインタビューによると、この作品の構想は「主人公がミノタウロスと戦う」という原作者の大森さんの妄想から生まれたそうです。いつどんな妄想が役立つか分からないものです…。

 

 

『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』見所3つを徹底解説!

ここからは『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』の見所を解説していきます。

大きく3つに分けて紹介していきたいと思います!

 

見所①:主人公の運命的な出会い!

この物語は、気弱で心の優しい男の子・ベルが主人公です。

舞台は”迷宮都市オラリオ”という巨大なダンジョンで、多くの冒険者がそのダンジョンに挑戦しています。

『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』コマ①
参照:https://ameblo.jp/izumikudo/entry-12561005002.html

ベルもその冒険者の一人ですが、彼がダンジョンに挑戦する理由はズバリ「女性との出会いを求めて」。ある日ベルがダンジョンに潜っていると、ミノタウロスと遭遇してしまいます。ベルは一生懸命逃げるも追い詰められてしまい、命の危機に!

…と、そこに救世主が現れました。

アイズ・ヴァレンシュタインです。

アイズ・ヴァレンシュタイン
参照:https://dokusho-ojikan.jp/books/121100

その金髪が特徴的な美少女冒険者は、得意の剣術でミノタウロスを瞬殺します。

この瞬間、ベルはアイズに一目惚れ。

冒険者が集う酒場でも弱者呼ばわれしているベルは、自分の弱さを自覚するとともに、アイズに見合う冒険者になることを決意するのです!

アイズに見合う冒険者になることを決意するベル
参照:https://comiblo.com/beetotundere/

すると、その恋心をきっかけに、スキル「憧憬一途(リアリス・フレーゼ)」を獲得。

それは、成長スピードが人より早くなるというスキルでした。

恋心が主人公を強くするという展開は、たとえそれが異世界だとしても、グッと来てしまいますよね。

主人公・ベルの「男」としての努力に注目あれ!

 

見所②:人間と神様との関係性!

この異世界では、数多くの冒険者がダンジョンに挑んでいますが、彼らは神様と契約をし、その恩恵を受けて強さを得てゆくというシステム。神様は自身のファミリーを作り、そこに人間たちは所属するのです。所属した人間たちは「ファミリア」と呼ばれ、「神の恩恵(ファルナ)」を得てスキルや魔法を習得することができます。

各「ファミリア」によって得られる恩恵が違い、職業も変わってきます。今回は、その「ファミリア」の種類を少しだけ紹介して行きます!

 

1.ヘスティア・ファミリア

ベルの属する「探索系」のファミリア。

  • 拠点はアポロン・ファミリアに勝って手に入れた”かまどの館”。
  • ロキファミリアの主神ロキと仲が悪く因縁の関係。
  • 一流と呼ばれるファミリアとは実力・実績ともに劣るが、探索に適したスキルが豊富で今後の成長に期待がかかるファミリア。

 

2.ロキ・ファミリア

主神をロキとした「探索系」のファミリア。アイズなどの人気キャラが所属している。

  • 美女・美少女好きのロキの方針で女の子の冒険者がほとんどを占めていて、男の冒険者は肩身の狭い思いをしてる。
  • ファミリアの団結力が魅力で集団の戦闘に長けている。
  • 主神とは相対し、幹部の冒険者はヘスティアファミリアとは友好的な関係性を求めている。

 

3.デメテル・ファミリア

デメテルが主神を務める「生産系および商業系」のファミリア。

  • おもに農業を司っており、オラリオに流通しているほとんどの作物はこのファミリアによって賄われている。
  • 戦闘スキルを持った人間はおらず、ファミリアとしての評価はCランクとなっている。

 

4.ヘファイストス・ファミリア

主神はヘファイストスが勤めている「鍛治師系」のファミリア。

  • このファミリアが手がける武具には「ヘファイストス」というブランド名が付き、とても高価な価値がつく。高い分性能や機能は超一流である。
  • 武具の収益が絶大であることから、ダンジョンでの収益に頼らずに運営することが可能になっている。

 

5.ミアハ・ファミリア

主神ミアハによって運営され、主に回復薬を扱っている「商業系」のファミリア。

  • 本拠地は”青の薬舗”でエンブレムは五体満足の人間の体が特徴的。
  • かつては中堅ファミリアとして名高かったが、物語の時代では所属団員が1名の弱小ファミリアで評価はHという圧倒的な低さ。

 

それぞれ個性的なキャラクター性の神様たちで、可愛い一面もあればかっこいい一面もあり、シリアスなやりとりもあれば面白い絡みもあったりと、結構はちゃめちゃな神様たちにも注目です!

神様同士にも因縁があったり、仲良しだったり、しっかりドラマも描かれているので、そこも含めて漫画を楽しんでいただけます!

 

見所③:ベルを支える仲間たち!

冒険者である主人公・ベルは、恋の力で徐々に強くなっていきますが、その成長は沢山の仲間たちの協力に支えられているのです!

そこで、今回はベルと共に成長する仲間であり、ヘスティア・ファミリアに属する個性的・魅力的なメンバーたちを紹介して行きたいと思います!

 

まずは”ヘスティア”。

ヘスティア
参照:https://dokusho-ojikan.jp/books/121100

ヘスティア・ファミリアの長であり、炉の神様です。

ベルのことを溺愛しており、ベルのために神様らしくないようなことまでやってしまいます。ベルに渡したヘスティアナイフはかなりの代物ですが、それを作るために多額の借金を背負ってしまったためにバイトをしています。140cmという小柄な身長で胸が大きいため、周囲の神たちからは「ロリ巨乳」と呼ばれています。(笑)基本的に誰にでも優しく温厚な性格ですが、ロキとは犬猿の仲。

 

続いては”リリルカ・アーデ”。

リリルカ・アーデ
参照:https://dokusho-ojikan.jp/books/121100

バルウムという種族の15歳の小柄な女の子です。元々は別のファミリアだったのですが、そのファミリア内では軽蔑的な扱いを受けており、ファミリアを抜けるためにお金を稼いでいた盗賊でした。ある時、一人でダンジョンに潜っていたベルと出会ったリリルカは、ベルの持っている高価なヘスティアナイフを狙ってベルを騙し、ナイフを奪って逃げてしまいます。しかし、ピンチになったところをベルに助けられ、その優しさを目の当たりにしたリリルカは改心し、ベルの仲間になるのです。

自分の身長ほどの物や人に変身できる、レア魔法を使うことができます。

 

次は”ヴェルフ・クロッゾ”。

ヴェルフ・クロッゾ
参照:https://dokusho-ojikan.jp/books/121100

職業は鍛治師で赤いスカーフが特徴的な17歳の男の子。

元々はヘファイストス・ファミリアだったのですが、自分の作品を気に入ってくれたベルと出会います。冒険に憧れていたヴェルフは、共に冒険してもらう代わりに専属契約を交わし、その後ヘスティア・ファミリアに入ります。

元主神のヘファイストスに惚れているヴェルフは、いつか彼女に認めてもらえるほどの作品を作れた時に付き合ってもらう約束まで交わしており、それを目標に頑張っているキャラクター。

 

そして”ヤマト・命”。

ヤマト・命
参照:https://dokusho-ojikan.jp/books/121100

侍のような格好が特徴的な黒髪の女の子。

冒険では主に「索敵」などを行なっています。

元々はタケミカヅチ・ファミリアに属していたのですが、大量のモンスターに囲まれ、そこに偶然いたベルたちを囮にして逃げてしまいます。それを後ろめたく思っていたヤマトは、ベルたちのピンチを救済し土下座して謝ります。快く許してくれたベルに感謝し、ヘスティア・ファミリアとして仲間になります。

土下座までする姿でわかる通り、真面目で義理堅い性格です。

 

最後は”サンジョウノ・春姫”。

サンジョウノ・春姫
参照:https://dokusho-ojikan.jp/books/121100

職業は妖術師で、主に「後衛」を担当しています。

狐人という種族で、耳がついているのが特徴的です。元々はイシュタル・ファミリアの団員だったのですが、そのファミリアでの儀式で生贄に選ばれてしまいます。春姫はそれを受け入れますが、ベルに救われ一命を取り留めます。その優しさに好意を抱いた彼女は、ヘスティア・ファミリアに加入し、ベルの仲間になります。

 

ヘスティア・ファミリアは、かなり団員数の少ないファミリアですが、個性的で強力な仲間たちがいます。ベルの心の優しさに惹かれて仲間になるメンバーがほとんどで、仲の良い平和なファミリアが形成されています!

戦っていない時の、ほのぼのとした仲間たち同士の会話や行動にも目が離せません!

 

 

『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』まとめ

『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』サムネイル
参照:https://www.kbs-kyoto.co.jp/tv/anime/danmachi/

さて、ここまで紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか!

恋から始まるベルの冒険は、純粋な気持ちがふんだんに現れていて、見ていて気持ちよくなれます!

個性的な仲間たちと強力な敵たちに果敢に挑み、力をつけていくベルの姿にも胸を打たれますよ。

気になった方は是非読んで見てください!

 

そして、本作はアニメも放送されています!

アニメは本編1期、2期、3期まであり、

  • 1期は2015年4月から6月
  • 2期は2019年7月から9月
  • 3期は2020年10月から12月

まで放送されました!

主人公・ベルの声優は、松岡禎丞さん
ヘスティアの声優は、水瀬いのりさん

がそれぞれ担当しています!

 

テレビ放送を見逃した方でも、

dアニメストア/アニメ放題/U-NEXT/abema TV/Amazonビデオ/Netflix/Hulu など

様々な媒体で視聴可能ですので、是非ご覧ください!

 『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』を読む 

 

本作『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』は、異世界漫画のオススメ作品を集めた記事でも紹介しています。この作品以外にも「異世界漫画」というジャンルで面白い作品は沢山あるので、興味がある人はぜひこちらの記事もチェックしてみて下さい👇

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それでは素敵な漫画ライフを!

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