北海道のどこかに隠された埋蔵金をめぐって、武器と頭脳を駆使した命がけのバトルが繰り広げられる!
はっきり言ってヤバい奴らばっかり。ゾクゾクが止まらない。そんな漫画です。
『ゴールデンカムイ』野田サトル(集英社)
それでは早速『ゴールデンカムイ』を紹介していきます!
オススメ漫画『ゴールデンカムイ』とは
雑誌『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて、2014年38号(2014年8月21日発売)から連載中、野田サトルの漫画です。
本作は「マンガ大賞2016」において、大賞を受賞しています。
『ゴールデンカムイ』あらすじ
日露戦争を生き抜いた元陸軍兵・杉元佐一は、どんな修羅場をもくぐり抜けてきたことから「不死身の杉元」と呼ばれていた。
そんな彼は、一攫千金の夢を追い北海道で砂金を採取していた。
ある日、杉元は山で出会った男からアイヌが秘蔵していた8億円の埋蔵金の存在を知る。
話によるとアイヌから金塊を奪った男は、仲間にその隠し場所の在り処を伝えるため、網走刑務所の獄中で同胞の囚人たちの体に刺青を掘り、脱獄させたという。
その刺青は金塊の在り処の地図のようになっていて、囚人全員の刺青が揃わない事にはわからないようになっていた。
杉元はこの埋蔵金を見つけ出す決意をする。
手がかりを求めていた杉元は、アイヌの少女・アシㇼパと出会い、金塊の暗号を解く刺青を探すべく行動を共にするようになる。
だが、その旅は金塊を狙う多くのライバルがひしめき合う過酷なものであった…。
『ゴールデンカムイ』をオススメする3つの理由!
アニメ化もされ、人気を博している漫画『ゴールデンカムイ』のオススメポイントを3つにまとめてご紹介いたします。
ワクワクが止まりませんよっ…!
オススメ① 登場人物が全員ヤバい奴ら!クセがスゴすぎる。
この物語は、金塊の謎を追い脱獄囚の刺青を追いかける奴らのバトルロワイヤル!
杉元やアシㇼパらの前に立ち現れる奴らは全員マジでぶっ飛んでるヤバい奴ら。
クセがスゴすぎる。
例えば…
脱獄王・白石由竹は、関節を自由自在に外せたり。(ひょんなことから杉元と行動を共にする主要メンバー)
不敗の柔道家・牛山辰馬は、人を天井まで投げとばす怪力(と性欲)の持ち主。
連続殺人犯・辺見和雄は、一見物腰柔らかそうに見えで、人を殺すことで快感を得る快楽殺人者。
とかとか…。
他にも身体に刺繍を持つ、元網走の囚人(脱獄犯)たちには、一癖も二癖もあるキャラクターが勢ぞろい。
こいつらが相見える時、面白いことが起こらないわけがないっ!
オススメ② 杉元とアシㇼパの掛け合いが面白い!ギャグ要素もあり。
この作品のもう1つの魅力が、主人公の杉元佐一とアイヌの少女・アシㇼパとの掛け合いです。
なんとも絶妙なやりとりをする訳なのですが、これがまた面白い!
杉元はその飽くなき欲望と「不死身っぷり」で、どんな局面においても、ヤバい奴らから一行を救ったり、前進あるのみの輩。
アシㇼパは、杉元に狩りの方法やアイヌ語、生き抜くための知恵を教え、持ちつ持たれつの関係性です。
そこに脱獄王・白石由竹や他のメンバーが加わると、もうカオス。
そう、この漫画、本当にヤバい奴らしか出てこないんです。
ヤバい奴がヤバい奴に突っ込んだり、たしなめられたり。
おいおい、どうなってるんだ一体。
そう突っ込みながら、その手は次のページをめくってしまっているではありませんか。
中毒性の高い漫画ですね。
オススメ③ アイヌ民族の文化や豆知識が豊富!
北海道が舞台のこの漫画は、アイヌの少女・アシㇼパを中心に、アイヌの文化が存分に紹介されています。
例えば、アイヌの人々が北海道の山々で生活する上で欠かせない「狩り」。
この知識を実践形式でアシㇼパが杉元にレクチャーしながら、生き延びていきます。
また、その狩りで仕留めた獲物を、その場でアイヌ料理として調理するアシㇼパ。
この料理シーンも、この漫画の見どころの1つ。
生き物を余すところなく頂くその姿勢は、アイヌ文化そのものを見ているよう。
何と言っても、普通に美味そうだし。
ちなみに、「美味しい」はアイヌ語で「ヒンナ」。
よく杉元も「ヒンナ、ヒンナ」と口にしています。
他にも、「うんこ」のことを「オソマ」といったり、「勃起」のことを「」といったり。
下品な言葉をアイヌ語で言うくだりが多く、そのうちに何となく言いたくなってしまっている自分に出会います。
「オソマ」。
アイヌ語って、言いたくなっちゃう。。。
そんなアイヌの知識が豊富に紹介されていて、新しい文化として学びになります。
真面目に、面白いんですよ。
オススメ漫画『ゴールデンカムイ』を読むべし!
漫画『ゴールデンカムイ』は現在も絶賛連載中で、単行本だと13巻まで発売されています!(2018年5月現在)
1巻1巻で、見せどころが随所にあって、ヤバい奴らが、ヤバいことをするシーン満載です。(なんだかアホっぽいコメントになっちゃってますが、本当です)
その度に、もう止まらなくなります。
エェ~どうなるのコレ~~~。の連続。
これは「マンガ大賞」もうなずけます。
バトルロワイヤルにつき、銃撃戦や、ヒグマとの戦いの中で、若干グロいシーンもありますが、
比較的そういうのに弱い僕でも大丈夫なレベルなので、イケるかと思います。
というか、それ抜きで本当にヤバいほどに面白いので、ぜひ読んで欲しいです。
伝われ、この想い…!!
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