またまた面白い漫画を読んでしまいました。
殺し屋のデリヘル嬢がぶっ放しまくる!?
現在「やわらかスピリッツ」にて連載中の漫画
『バイオレンスアクション』
浅井蓮次 原作:沢田新(小学館)
この漫画『バイオレンスアクション』は、宝島社が発表する「このマンガがすごい!ランキング2018」において、オトコ編10位にランクインした注目作。
それでは早速『バイオレンスアクション』を紹介していきます!
あらすじ
裏社会無双!最強ゆるふわ殺し屋ガール!
怖い。可愛い。面白い。 用はないけど依頼したい。
暴力団抗争の行き違いから、 組に家族を殺された拷問専門の医者。
医者は復讐を誓い、 組潰しを「殺し屋派遣業」に依頼する。
派遣されたのは簿記専門学校生の女子。
彼女こそ指名NO.1の凄腕ヒットガール。
名前は――ケイ。
暴力と金と欲が渦巻く裏社会に咲く 最強ゆるふわ殺し屋ガール・ケイ。
とにかくヤバい!! 会いたい殺し屋NO.1!! THE バイオレンスアクション!!!
〈 編集者からのおすすめ情報 〉
「おもしろい!」「すごくおもしろい!」「やばい!おもしろい!」 「これはおもしろい!!」「おもしろおおおおおいいいい!!!」
数々の言葉にならない「おもしろい」をゲットし、 堂々WEBサイト「やわらかスピリッツ」人気No.1獲得!!!
面白すぎて驚異のリピート率を誇る本作が、満を持しての単行本化!!
極めて硬質なハードボイルド作品でいて、 ケイちゃんの魅力でバイオレンスエンターテイメント!
いや、編集者の方もおっしゃる通り、かなり面白いです。
めちゃくちゃ痛快なアクション漫画ですね。
具体的にどこが面白いのか、紹介しちゃいます。必読。
『バイオレンスアクション』のココが面白い①
デリヘル嬢×殺し屋の主人公ケイが魅力的!
主人公ケイは、一見普通のどこにでもいそうなデリヘル嬢。(どこにでもいそうなデリヘル嬢ってなんだ。)
…と見せかけて、実は腕利きの「殺し屋」。(もう設定やばいっす。)
銃を持った姿が、なんでそんなに様になるの…。
で、この際「日商簿記検定2級」どうでもいいから。(すごいけれども。)
デリヘルのように指名制で注文を受けてやってきた彼女は、俊敏に駆け回り、目にも留まらぬ速さでターゲットを始末してゆきます。(まさに必殺仕事人。)
ただ、絵に描いたように(絵なのだけれど)可愛い姉さんが急に現れたら、
そりゃ「こんなときにデリヘルかしら」と思ってしまうのも仕方ない。
相手のヤクザは、(※だいたいヤクザしか出てきません。)完全に舐めきった様子でケイちゃんを見るのです。
でも、油断は大敵だったりする。
あっという間の出来事と、その飄々とした立ち振る舞いに、彼女の「殺し屋」としての腕を認めざるを得ません。
裏社会ではちょっとした有名人という。ヤバいお姉さんだ…。
『バイオレンスアクション』のココが面白い②
仕事(殺し)は、ごく普通の日常の一部⁉︎
この漫画の面白いところは、殺し屋である主人公ケイが、それ以外のシーンではごく普通のありふれた日常を過ごしているところ。
日常と非日常が入れまじる世界が、彼女にとって日常なのであり、だからこそ凄まじいバイオレンスのあとでも、彼女は依然デリヘル然としているわけですね。
特にケイちゃんは、現場へ向かう移動車の中や、始末し終わった現場のど真ん中で、簿記の勉強を始めたりします。(いやどんなメンタル。)
簿記も仕事も彼女の日常に組み込まれていて、当たり前の世界ということ。
本気(まじ)みたいよ。
『バイオレンスアクション』のココが面白い③
アクションシーンが痛快の一言に尽きる‼︎
この漫画で一番の面白いシーンは、何と言っても「バイオレンスアクション」シーンです。
もちろん、ただの雑魚キャラばかりではなく、ヤバいぐらい強いヤクザも、イっちゃってるオッサンも登場するんですけど、彼らとケイちゃんとのバトルは痛快の一言に尽きます。
「もっとやれ!」と、どちらの味方でもなく野次馬的に声をあげたくなる。
完全にバトルシーン、バイオレンスシーンに振り切っているところが、この漫画の面白い点であり、清々しい点です。
逆に彼女の殺し屋としての葛藤だったりそのバックボーンに関しては、あまり描かれていません。
ストーリーの厚みというより、アクション重視のスカッとする漫画です。
いやでも、変にケイに感情移入してしまったら、こんなにペラペラとページめくれないですし、つらくて読んでられないんじゃないかなと思います。
「ヤバ笑」とか言いながら、何も考えずただひたすらに痛快な、そんなアクション漫画です!
(「バイオレンス」というけど、そこまでグロくはなくて見やすいです。僕もグロい漫画や映画は本当に読めないんで…)
や、やばいっす笑
『バイオレンスアクション』のココが面白い④
シニカルでドライなセリフ回しに痺れる‼︎
この漫画のもう一つの面白さは、主人公を始め登場人物たちの「人生を悟ったようなセリフ」です。
基本的にこの漫画の特徴として「セリフの少なさ」が際立つのですが、セリフが少ない分、一つ一つのセリフが何とも言えず、シニカルで「良い」んです。
またセリフで語らずとも、行間や仕草で伝わってくる哀愁や覚悟にも痺れます。うーん、ドライだ。
背景は描かれずとも、人間として魅力的に見えてくるから不思議。
作画の雰囲気ともあっていて、単純なアクション漫画とも一味違う、斜に構えた雰囲気が臭ってくる漫画と思いました。
↓例えば、ケイの仕事シーンにて。
その座った目よ…。
↓こちらはケイのおかげで復讐を終えた医者のシーン
うーん、良いセリフですね。
漫画『バイオレンスアクション』まとめ
とにかくぶっ飛んだ設定とシニカルな世界観、そして何と言ってもヤバすぎるアクションシーンが超面白い。
まだ巻数も浅いため、あっという間に読めちゃいます。
僕は、早くケイちゃんに会いたいとすら思ってしまっています。
あれ、殺されるのかな…。
死にたくはないけど、踏んだり蹴ったりしてくださいと、そう思わせておいてなお飄々と簿記の勉強に勤しむ主人公ケイ。
彼女のド派手で痛快なバイオレンスアクションをご覧になりたい方は是非!
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