【漫画レビュー】『オーバーロード』|流行のゲームの世界に取り残される?!慈愛の魔王の伝説記!

『オーバーロード』看板

いつかこんなゲームをやってみたいと思うのが、VRでその世界に入り込んでプレイできるゲーム・”VRMMO”。

自分の好きなゲーム世界に行けるって夢がありますよね!

ただ、その世界に閉じ込められて出られなくなってしまったら…?

とてつもなく焦りますし怖いですよね。

今回紹介する漫画『オーバーロード』は、そんな一世を風靡したVRMMOの世界に転移してしまう1人の男が主人公です。

どんな冒険が待っているのでしょうか…?紐解いていきましょう!

 

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それでは早速『オーバーロード』を紹介していきます!

 

『オーバーロード』丸山くがね / so-bin(KADOKAWA)基本情報

まず最初に『オーバーロード』の基本的な情報について説明していきたいと思います!

 

『オーバーロード』あらすじ

『オーバーロード』サムネイル

その日、一大ブームを起こしたゲームはサービス終了を迎えるはずだった。――しかし、終了時間をすぎてもログアウトしないゲーム。意思を持ち始めたノンプレイヤーキャラクター。 なにやらギルドごと、異世界に飛ばされてしまったらしい!? 骸骨の肉体を持つ最強の大魔法使い――モモンガの本当の伝説がここからはじまる!
参照:https://booklive.jp/product/index/title_id/480711/vol_no/001

 『オーバーロード』を読む 

 

作者・丸山くがねさん / so-binさんと作品について

本作『オーバーロード』は、丸山くがねさん原作のライトノベルが発祥で、ウェブ版として2010年に小説投稿サイト「Arcadia」にて連載が開始され、後に「小説家になろう」にも掲載されました。

書籍版が刊行されてからも並行して連載され続けています。

(※書籍版は2012年からKADOKAWA エンターブレインにより刊行開始)

漫画化された際に、キャラクター原案をso-binさん作画はじゅうあみさんが担当しています。

シリーズ累計発行数は2020年2月の時点で800万部を突破した大ヒット漫画です。

また、受賞歴として『このライトノベルがすごい!』の単行本・ノベルズ部門にて2017年版で第1位、2018年版・2019年版で第4位に入賞しています。

 

『オーバーロード』の3つの魅力を徹底解説!

ではここからは『オーバーロード』の魅力的なポイントを、3つに厳選して解説していきます!

 

魅力①:普通のサラリーマンから魔王に!主人公の設定とストーリーがアツい!

この物語は、流行のVRMMORPGの”ユグドラシル”というゲームが舞台となります。

主人公は普通のサラリーマンでかなりのゲーマーである”鈴木悟”で、そのゲーム内では”モモンガ”という名前でプレイしています。

かつて最強のギルドの一角として名高かった”アインズ・ウール・ゴウン”のギルドマスターです。

死の支配者(オーバーロード)という種族で見た目が骸骨なのが特徴です!

『オーバーロード』コマ画像1
参照:http://manga.weblog.to/archives/6062961.html

そんな一世を風靡したゲームもついにサービス終了日を迎えることに。

モモンガはギルドの本拠地”ナザリック地下大墳墓”の王座の間で最後のときを過ごします。

かつてともに戦いゲームを楽しんだ仲間達は社会人となり、もはやゲームには存在しないほどになっていて、サービス最終日にもかかわらず現れたのは数名。

 

最後一人残されたモモンガは楽しかった冒険の日々を思い出しながらサービス終了時刻になります。

 

このシーンで子供から大人になる寂しさのようなものを感じます。

 

サービスが終了すれば強制ログアウトになるはず…。

しかし、終了時刻をすぎているにも関わらずログアウトされないのです!

さらには自らログアウトする事すらできなくなっていました。

ゲーム内では得る事ができなかった味覚や嗅覚、触覚などの感覚も使えるようになっていました。

『オーバーロード』コマ画像2
参照:https://originalnews.nico/70669

そして何よりの異変は、決して話す事の無かった感情を持たない配下のキャラクター達(NPC)が意志を持ちモモンガに忠誠を誓いだすのです!

現実世界で生きる人間が異世界に転生する事はよくありますが、ゲームの世界ごと転生する設定がかなり珍しくて面白いです!

そして自らを”アインズ・ウール・ゴウン”と名乗り、異変が起こったゲームの世界でギルドマスターとして生きていく冒険が幕を開けます!

 

魅力②:規格外な魔法とスキル!

ゲーム時代最強と呼ばれていたモモンガことアインズは、転生してもスキルや魔法はそのままの状態で生きていく事ができます。そのため戦闘においては負け知らずでかなりチート級です。

 

魔法詠唱者(マジックキャスター)という職業を持っており、名前の通り魔法攻撃に特化したキャラクターです。

普通なら知る事も無いような超強力な魔法を底知れぬ魔力を使い、次々と繰り出していく姿はまさに魔王そのもの。

『オーバーロード』コマ画像3
参照:https://booklive.jp/bkmr/overlord-comic

さらには本来マジックキャスターは戦士に対して肉体的には劣るはずなのだが、異世界戦士の英雄を腕力のみでねじ伏せるというこれまた反則級の設定になっています。

 

基本的には争いを好まないのですが、配下や仲間に危害が加わると親のように怒りをあらわにして、残虐な行為もいとわない悪魔と化します。

『オーバーロード』コマ画像4
参照:https://book.dmkt-sp.jp/sp/20171226BW73FTJTUX/20171226BW73FTJTUX.html?utm_source=34tok_bn_38

敵を規格外な魔法で圧倒していく姿は迫力があり、なにより理不尽には攻撃せずちゃんとした理由のもと攻撃するのがかっこいいです!

 

魅力③:アインズを取り巻く個性的な配下達!

アインズはもちろん最強ですが、その配下達も強すぎるのです!

そんな魅力的な配下キャラクター達(守護者)を何人か紹介していきます!

守護者達はそれぞれ、いくつかの階層に別れるダンジョンの階層ボスのような重要な役割を担っています。

 

まずは”アルベド”。

『オーバーロード』コマ画像5
参照:https://booklive.jp/bkmr/overlord-comic

この物語におけるヒロイン的存在で、守護者統括というポジションにいます。

このキャラクターの説明文に「ちなみにビッチである。」と書かれており、これじゃ可哀想だと思ったモモンガは「モモンガを愛している。」に変更します。

そのおかげでアルベドはアインズに一途的な愛を抱く事になります。

 

戦闘に関しては守護者の中では3位。

防御力に優れたキャラクターで、内務にとても優れているのが特徴です。

ナザリック内のNPC情報を全て把握しています。

 

続いては”シャルティア・ブラッドフォールン”。

『オーバーロード』コマ画像8
参照:https://booklive.jp/bkmr/overlord-comic

ナザリック大墳墓の第一、第二、第三階層を守る守護者の一人で吸血鬼の真祖という設定になっています。

ネクロフィリア(屍体愛好者)という設定も組み込まれていることからアインズに対しての愛が深く、アルベドと取り合いをする事が度々あります。。

 

戦闘は守護者内総合1位で、攻撃に特化したキャラクター!

策敵を除く全ての行動が可能で、アインズが「一騎打ちで戦えば生きて帰ってこられるかはわからない」と言わせるほどの戦闘向け最強キャラです!

 

最後に”デミウルゴス”。

『オーバーロード』コマ画像7
参照:https://booklive.jp/bkmr/overlord-comic

ナザリック大墳墓の第七階層の守護者で、指揮官を命じられたかなり頭のきれるキャラクターです。

ナザリック内で行われるほとんどの作戦はこのデミウルゴスの頭脳で考えられたもので、「困ったらデミウルゴス。」とアインズが頼りにしている一人です。

 

戦闘においては守護者最弱ですが、持ち前の頭の回転の良さと変身能力を持っています。

さらにレベル40以下のキャラクターに対して絶対の支配が可能な固有スキル、

”支配の呪言”というチートスキルを備えています。

 

『オーバーロード』まとめ

『オーバーロード』看板
参照:https://aniani.one/watch/overlord-episode-1/

ここまで『オーバーロード』を紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

突然ゲーム内に閉じ込められてしまう主人公ですが、備わっている能力と最強の配下達を駆使して本拠地である”ナザリック地下大墳墓”を守り抜いていきます!

ド派手な魔法での戦闘から、よく計算された作戦での攻撃まで、読者を飽きさせない展開が目白押しです!

気になった方は是非読んでみてください!

 『オーバーロード』を読む 

 

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