天才・堀江貴文(通称・ホリエモン)
何かと世間を騒がせる彼の次なる一手は、著書『多動力』の漫画化でした!
もともとホリエモンの本は数多く読んできた僕ですが、
WEB書店員として、漫画化は読まずにはいられません。
ということで今回は漫画版『多動力』を読むべき理由を語ります。
それでは早速『多動力』を紹介していきます!
ビジネス書『多動力』とは
ビジネス書『多動力』
2017年5月に幻冬舎より発売。
堀江貴文が自身の「多動力」に関して、そのノウハウや価値観を書いた渾身の一冊。
累計発行部数は25万部を突破し、「ビジネス書グランプリ2018」にもノミネートされた大ヒット本!
内容紹介
堀江貴文のビジネス書の決定版! !
一つのことをコツコツとやる時代は終わった。
これからは、全てのモノがインターネットに繋がり、全産業の〝タテの壁〟が溶ける。このかつてない時代の必須スキルが、あらゆる業界の壁を軽やかに飛び越える「多動力」だ。
第1章 1つの仕事をコツコツとやる時代は終わった
第2章 バカ真面目の洗脳を解け
第3章 サルのようにハマり、鳩のように飽きよ
第4章 「自分の時間」を取り戻そう
第5章 自分の分身に働かせる裏技
第6章 世界最速仕事術
第7章 最強メンタルの育て方
第8章 人生に目的なんていらない
参照:https://www.amazon.co.jp/多動力-NewsPicks-Book-堀江-貴文/dp/4344031156
この大ヒットしたビジネス書『多動力』が、2018年3月1日に漫画化され、漫画版『多動力』として発売されました!
そんな大注目の漫画版『多動力』を読むべき5つの理由をまとめました。
1. 漫画で分かりやすい!
書店員としては活字を好きになっていただきたいところではありますが、
中には「活字は苦手!」「ビジネス書はどうしても読む気になれない!」という方もいらっしゃるかと思います。
そんなあなたに、この『多動力』の漫画化は朗報以外の何ものでもありません。
漫画で展開されるストーリーが読みやすい!
今回は活字ベースではなく、漫画ベース。
それにあたり、1つの物語を中心に、その物語の中でビジネス書『多動力』で描かれていたエッセンスを紹介していく形式です。
これなら活字が嫌いな人でも大丈夫ですし、何より読みやすく頭に入って来やすいのです。
物語も僕たちに馴染み深い設定から始まるため、イメージが湧きやすい!
堀江貴文の言葉がすらすらと腑に落ちて理解できちゃいます。
やっぱ漫画っていいですね。
絵から力が湧いてくる!
作画は三輪亮介さん。
見やすく力強い画風で、読んでいると自然と力が湧いてくるような。
個人的にはホリエモンをモデルにした堀口が超ハンサムに描かれているところに笑ってしまいましたが。
これも漫画特有の説得力の持たせ方、納得してしまいます。
ビジネス書よりも手軽に手に入る!
少ない給料で働く若手社員は、ビジネス書を前に往々として
高くね?
と困惑します。
自己投資と分かっていながら、仕事の成長のために2000円の身銭をきれないのが平凡の性。
そんな若手の救世主であるのも、この漫画版『多動力』なのです。
なぜならば、1000円だから。
読むしかないと鼻息荒い僕は、すっかりホリエモンにマーケティングされている。
2. 共感性の高い主人公
この物語の主人公は、どこにでもいそうなごく普通のサラリーマン・鈴木健太郎。
出典:「マンガで身につく 多動力」のプロローグより。 [画像ギャラリー 4/22] – コミックナタリー
彼の夢は美味しい料理で人を幸せにするシェフだったのですが、
何となく大学に入り、
何となく就活の時期を迎え、
いつ間にか無理と決め付けてシェフを諦め、
何となく会社に就職。
それでいいと思っています。
・・・いや、これオレじゃねえか。
普遍的な共感です。
この漫画をランチ時に八重洲でばらまいたら、お腹を空かせた若手社員たちがこぞって読み出すに違いありません。
そんな平凡なサラリーマン・鈴木の前に現れるのは、
ゴーイングマイウェイすぎて変人扱いをされているが、営業成績はぶっちぎりのトップである堀口靖史。
出典:「マンガで身につく 多動力」のプロローグより。 [画像ギャラリー 8/22] – コミックナタリー
言わずもがな、堀江貴文がモデルでしょう。
この堀口が、上司からの飲みの誘いを断りきれずにいる鈴木の前に現れて、さらっと「おかしなやつとは距離を取れ」とつぶやくところから物語は始まります。
3. グサッと心に刺さる!目から鱗のワードの数々!
できるビジネスマン・堀口に諭されて、自分のやりたいことを思い出し始めた鈴木。
そんな鈴木に、堀口はどんどん目が覚めるような鋭いワードを言い放っていきます。
ここがビジネス書『多動力』で語られてきた内容の中核部分となるわけですが、この言葉たちが心にグサッと刺さりまくり。
幾つかご紹介します。
大事な会議でスマホをいじる勇気を持て
鈴木が「会議中にスマホをいじるなんて無礼だと言われませんか?」と問うと、
堀口は「他人の時間を生きている方が自分に対して失礼だ」と返します。
意味のない会議であっても他人の目を気にして、粛々と話を聞いているのは、時間の無駄であり、そんな時は他人の目を気にせず「自分の時間」として有効に使えることをすべきである、ということ。
堀口が変人と言われながらも営業成績がトップである理由が、この一言に凝縮されている気がします。
三つの肩書きをもてばあなたの価値は1万倍になる
1つのことを1万時間(1日6時間で5年間)かけて極めると、その分野に関して100人に1人の人材になる。
次に別のことに1万時間かけると、その分野に関しても100人に1人の人材になれる。
両方兼ね備えた人材は100×100で1万人に1人の人材なのである。らしい。
なるほど…。特定のスキルや経験の掛け合わせで、自分の価値を倍々に上げていくわけですね。
ホリエモン自身がいくつもの肩書きを持つように、僕たちも多様な肩書きを極めていくよ良いようです。
見切り発車は成功のもと
「失敗したら?」なんて考えていても意味がない。
まずはやってみる!これが一番大事。
自分に予防線を張ったり、保険をかけて踏み出さない理由を作るのは簡単だけど、
やってみて初めて価値が生まれるということを再認識させられる言葉ですよね。
まずは一つのことにサルのようにハマれ
1つのことに最大限ハマることができれば、そこで培った好奇心や集中力が、他のジャンルでも活かせる。
だからまずは1つのことを徹底的にやり抜く!
受験勉強とかも、その内容に意味があるというより、そこで頑張った馬力や成功体験が後の人生を乗り越える大きな糧になると思ってます。
勉強に限らず、なんでも突き詰めた人は強いっすね。
恥をかいた分だけ自由になれる
「他人の目から自分はどう映っているのか」を気にした時点で、「多動力」は発揮できなくなってしまう。
バカになって他人の目から解放されることが、自由そして成功への近道である。
バカになるって大事だなーと思いつつ、なんだかんだこれが一番難しいような気がしてしまいますね…。
4. ファンタジー的な舞台設定
ごくありふれたサラリーマンの設定で共感性を呼びながら、それだけだと日常的すぎて退屈してしまいそう。
ですが、漫画版『多動力』は、漫画化の強みを最大限に活かす「ファンタジー」的要素が詰まっています。
というのも、物語は鈴木と堀口が会社の中で会話するだけでなく、2人の勤める会社が磁場の歪みによって突如無人島に移動してしまう、というファンタジー設定なのです。
出典:「マンガで身につく 多動力」より。 [画像ギャラリー 19/22] – コミックナタリー
日本政府が助けてくれるまで、島に取り残された鈴木たちはどう生き延びれば良いのか。
そしてそんな緊急事態にありながらも、「会社の仕事をしろ!」と怒鳴る上司。
この上司に対して堀口が行った行動とは…。
漫画だからこそ出来る、「漫画的」展開の仕方で一味も二味も面白く分かりやすく読めるようになった漫画版『多動力』。
ヒットの予感です。
5. 人生を変えられるかも知れないという高揚感こそが、人生を変える第一歩
形から入ってもいいじゃないか。
まずスキーウェアを買う僕が断言する。
この漫画を手に取っている今、ワクワクしている平凡なサラリーマンに、きっと人生を変えるチャンスが訪れる。
かも。
漫画版『多動力』まとめ
ホリエモンの伝えたいことがコマの1つ1つに凝縮された漫画版『多動力』は、多くの人が楽しみながら納得できる、そして人生をよりよく変えてゆける希望に満ちている漫画です。
今の自分に納得していない人、なりたい自分の理想がある人、そしてどこにでもいるごく普通のサラリーマンのあなたに、ぜひ読んでいただきたい一冊です。
オススメ電子書籍ストアをチェック!
また「漫画を読みまくりたい!」という方は、無料(定額)で読み放題できるおすすめサイトをPick Upしてみたので、ご覧ください!👇
コメントを残す