電子書籍を「共有」する方法を徹底解説!家族で共有すれば読書が超お得に!

電子書籍を共有するイメージ

「なるべく安くお得に電子書籍を使いたい」

「電子書籍サービスのアカウントを家族や友人間で共有しても大丈夫なのか不安」

電子書籍サービスが普及するにつれて、こう考える人も多くなっているのではないでしょうか?

電子書籍を家族や友人などと一緒に共有しながら見ることが出来れば、割り勘で購入出来たり、同じアカウントを使って別の端末で電子書籍を読むことができるので、とてもお得ですよね!

 

今回の記事を読めば…

  • 電子書籍を共有することは可能か
  • アカウントを共有するメリット・デメリット
  • 他の人と共有しやすい電子書籍ストア

といったことが理解できます。

また、様々な電子書籍ストアについて徹底比較した記事もありますので、電子書籍の共有方法を読んだらこの記事も読んで、電子書籍を共有できるストアを探してはいかがですか?

電子書籍の比較記事アイキャッチ

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そもそも電子書籍を共有・シェアすることは可能?

そもそも電子書籍を共有・シェアすることは可能?

電子書籍を他の人とシェアすることはそもそも可能なのでしょうか?

ここではそんな疑問を解決します。

もし他の人と電子書籍をシェアすることが出来れば1つのアカウントで利用できるので、金銭的にもとてもお得になりますよね!

実は、電子書籍を共有することは可能なのですが、出来る範囲が決まっています。

  • シェア出来る対象→家族
  • シェア出来ない対象→社内や友人などの第三者

具体的に見ていきましょう。

 

夫婦や親子といった家族間ならOK

夫婦や親子といった家族間であれば、電子書籍のシェアは基本的にOKです。

家族でアカウントを共有したいときは「マルチデバイス機能」を活用します。

マルチデバイス機能とは、主にクラウド機能を活用することサービスやコンテンツを複数の端末で共有しながら利用する機能の事をいいます。

例えばスマホ、タブレット、PCに同じ電子書籍のアプリをダウンロードし、それぞれの端末に同じアカウント名でログインすれば、電子書籍を共有しながら購読できます。

例えば外出中のご主人はスマホで、ご自宅の奥様はタブレット端末で、電子書籍を共有しあいながら読むことができます。

 

友人間や社内の共有は違法となることも

一方で、家族以外の友人や社内の人と同じアカウントを活用して電子書籍を共有するのはどうでしょうか?

結論、規約違反になる可能性が高いです。

規約違反になる以上に、著作権を侵害している行為になります。

それぞれの電子書籍ストアが法人として運営されている以上、著作権を侵害する可能性のある行為については事前に規約を設けているところがほとんどです。

 

コミックシーモアの利用規約を例に見てみましょう。

コミックシーモアの利用規約

コミックシーモアの利用規則によると…

  • 他の人に貸してはいけません
  • 他の人が自分のIDでサービス利用をしないようにしてください
  • 他の人にIDを貸して本人以外がサービス利用をしたら、損害の責任を負ってください

という内容です。

それぞれの電子書籍ストアの規約次第なのですが、第三者への共有は、規約違反の可能性が高いので辞めましょう。

 

 

電子書籍を共有・シェアする方法

電子書籍を共有・シェアする方法

具体的に電子書籍を共有するにはどのような手法があるのでしょうか。

  • アカウントを共有する
  • 端末自体を共有利用する

の2つが挙げられます。

アカウントを共有する場合は、先ほど述べた「マルチデバイス機能」を活用するので、複数の端末を用意しておく必要があります。(スマホ2台、スマホ1台+PC、など)

ちなみにマルチデバイス機能はほとんどの電子書籍ストアのアプリにも初めからついている機能のため、最初から使うことができます。

それでは、具体的にやり方を見ていきましょう。

 

アカウントを共有する

電子書籍ストアに加入・契約をしたら、電子書籍を共有したいデバイスでその電子書籍ストアのアプリをダウンロードします。

お手持ちのスマホ、タブレット、PCなど、電子書籍を読みたいデバイスにアプリをインストールしたら、先ほど登録したIDやパスワードでそれぞれログインしましょう。

同じアカウントでログインをしないと、電子書籍ストアを共有して使うことが出来ないので注意しましょう。

別のアカウントでログインをすると共有して使うことができません。

 

端末自体を共有利用する

サービス利用時に家族で共有して利用するデバイスを用意して電子書籍を共有するやり方もあります。

このやり方は、実際の紙の本のやり取りと変わらないですね。

このやり方は、お子様が小さく、本人用のスマホやタブレット端末を用意していない場合に使えるやり方だと思います。

自宅で一緒にいる時間が長い場合は、このやり方で十分家族で共有できますね。

一方、一緒に使う人が外出がちだったりすると、ずっとその人が端末を使ってしまい、うまく共有できなくなる可能性もありますね。

 

 

電子書籍を共有・シェアするメリットをおさらい

電子書籍を共有・シェアするメリット

電子書籍を共有・シェアするメリットについて、復習します。

  • 安く購入できる
  • 好きな作品をおすすめできる
  • 現物ではないので、紛失や破損が無い

といったメリットがあります。

特に3つ目の項目については、紙の本だと貸した人が失くしてしまったり汚してしまったりしてショックを受けてしまうようなこともありますよね。

そんな悩みとは無縁なのが素晴らしいです!

また、オススメ商品を家族に紹介して、そのまま同じアカウントで読んでもらうこともスムーズに出来ますね。

それでは具体的に見ていきましょう。

 

メリット1:安く購入できる

電子書籍を家族で購入することで、購入金額を割り勘にするなどの節約をすることができます。

サービスの月額料金はもちろんのこと、購入金額についても節約することができます。

共有していない時は、購入した作品がもしかしたらかぶっていたかもしれませんね。

同じアカウントで購入すれば、こうした重複がなくなるので、結果的に節約になります。

紙の本を買って家族で回し読みするような感覚で、それぞれのデバイスで読むことができるのでお得ですね!

 

メリット2:好きな作品をおすすめできる

好きな作品を家族にオススメしながら読んでいけるのも面白い点ですね!

同じアカウントで読んでいるからこそ、どんな作品を読んでいるかも家族同士で共有しあうことが出来ます。

自分が普段読まないジャンルであっても、家族の方が面白いといってオススメしてくれたら、是非読んでみましょう。

今まで読まなかっただけで実は面白いジャンル・作品だったり、思わぬ面白さとの出会いがあるかもしれませんね!

オススメされた作品は新しく購入する必要はなく、そのアカウントで読むことができます。

 

メリット3:現物ではないので、紛失・破損が無い

紙の書籍とは違い、紛失や破損がないことも大きなメリットです。

本の貸し借りで心配なのが、汚されたり破損されたり、なくされたりすることですね。

返却される時にページが折れ曲がっていたり、コーヒーのシミなどがついていたらやるせない気持ちになりますよね…。

失くされたりでもしたら、目も当てられません。

 

電子書籍は電子データ上のやり取りになるので、汚されたり破損されたり、失くされたり、といった心配は一切いりません。

同じアカウントで使えばそれだけですみますね。

 

 

良いことだけじゃない?電子書籍を共有・シェアするデメリット

電子書籍を共有・シェアするデメリット

電子書籍のシェア・共有はとてもお得ではありますが、良いことばかりではありません。

家族間でシェア・共有するデメリットとしては、

  • マルチデバイス数の制限によっては、同時に使えない
  • 購入履歴や検索履歴がバレる
  • 子どもが勝手に購入する可能性

といった点が挙げられます。

アカウントを共同で使っているわけなので、検索履歴や購入履歴などのプライバシーは家族に筒抜けの状態になります。

また、アカウントにログインしてしまえば、誰でも購入できるので、勝手に購入される可能性もあります。

それぞれ具体的に見ていきましょう。

 

デメリット1:マルチデバイス数の制限によっては、同時に使えない

マルチデバイス数の制限によっては同時に利用することができない点はデメリットになります。

1つのアカウントで同時に見れる台数は各電子書籍ストアによって変わりますが、1アカウントにつき5台前後が平均的です。

これ以上のデバイスの登録はそもそも出来ないか、出来たとしても古いデバイスの登録が自動削除される形になります。

使用するデバイス数が5台以下ですむなら問題はありませんが、それ以上のデバイスを使うようであれば、2アカウントは必要になります。

 

デメリット2:購入履歴や検索履歴がバレる

1アカウントを複数のデバイスで共有して使うので、これまでの購入履歴や検索履歴が家族間にバレるのもデメリットです。

そのため、例えばアダルト系の作品やBL系作品など家族に見られたくない作品を読んでいるとしたら、その検索履歴や購入履歴はすべて筒抜けになります。

家族共用で使っているものであるため、小説や少年・少女マンガ、ビジネス書、雑誌など、バレても恥ずかしいと感じないようなコンテンツを見るようにしましょう。

それが難しければ、1アカウントで家族と共有するのは辞めておいたほうが無難です。

 

デメリット3:子どもが勝手に購入する可能性

子どもが勝手に電子書籍ストアで購入してしまう可能性があるのもデメリットです。

アカウント登録時にクレジットカードや携帯払いなどの設定をしているので、決済情報もアカウントに残っている状態になっています。

こうした中で、例えばAmazon・Kindleの「1-clickで買う」を押してしまうと、すぐに作品が購入されてしまいます。

子どもが知らず知らずに大量に購入してしまったり、PCに詳しくない妻などが知らず知らずに大量購入してしまったりして、請求額を見てびっくりする、なんてことも起こるかもしれません。

家族共用でアカウントを使う場合はそういったリスクがあるのを受け入れた上で、本を買うにあたってのルールを決めるように家族内で取り決めておいた方が良いでしょう。

 

 

共有は何台まで?シェアしやすい電子書籍サービス

共有は何台まで?シェアしやすい電子書籍サービス

電子書籍をシェア・共有する方法をここまで見てきました!

ここでは、電子書籍を共有しながら読みやすいストアをまとめていきます。

電子書籍
ストア名

マルチデバイス
出来る台数

BookLive!

5台

Kindle

6台

ebookjapan

5台

コミックシーモア

5台

U-NEXT

5台

Renta!

5台

honto

5台

楽天Kobo

無制限

DMM電子書籍

無制限

BOOK☆WALKER

7台

 

楽天KoboやDMM電子書籍では無制限にマルチデバイスの台数を設定できますが、ほとんどの電子書籍ストアでは5台までが目安になっています。

マルチデバイスの台数のみで考えた場合は、楽天Koboなどは家族全員で共有して利用するのに向いていますね!

 

ちなみに、台数の上限に達した場合は、登録してあるデバイスを登録解除して、空きを作ってから新しいデバイスを登録することが出来るようになります。

マルチデバイスの観点以外においては、下記の記事にそれぞれの電子書籍の良さを比較していますので、こちらもご確認ください。

【徹底比較!2020】電子書籍ストア厳選18社はどこがオススメ?使うなら、この電子書籍!

 

 

電子書籍を共有する方法・まとめ

電子書籍を共有するイメージ

今回の記事では、電子書籍をシェア・共有するやり方、メリット・デメリットについて紹介していきました。

社内の方や友人など第三者と共有するのは電子書籍ストアの規約違反になる可能性が高いのでNGなものの、家族間では共有してもOKです。

家族共有することで、1人で買うよりも安く作品を購入出来たり、オススメ作品をお互いにシェアしたりすることができます。

一方、検索や購入履歴も家族にバレてしまうので、ダウンロードする・購入する作品は吟味した方が良さそうです。

 

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