「参考書って何冊も持ってると重くて大変」
「すき間時間に勉強したいのに参考書を取り出すのが大変」
などと思っている方も多いのではないでしょうか。
そのような方におすすめしたいのが、電子書籍を使った勉強方法です。
実は学習参考書は電子書籍化もされており、スマホやタブレットなどの端末があれば勉強ができるようになっているのです。
そんな電子書籍を使って勉強をする方法や、紙と電子書籍はどっちがいいのか!などを紹介していきます。電子書籍ストアで実際に購入できる学習参考書も紹介していきますので、是非参考にしてみてください。
また、電子書籍ストアに関して、詳しく知りたい方は別記事にて紹介しているので、そちらをご覧ください👇
>>【徹底比較!2021】電子書籍ストア厳選18社はどこがオススメ?使うなら、この電子書籍!
それでは早速、電子書籍で学習参考書を読むことのメリット・デメリットから見ていきましょう!(2021年12月6日更新)
学習参考書は電子書籍と紙のどっちが良い?
多くの本が電子書籍化され、スマホをはじめipadなどのタブレットでもアプリを使えば本を読める時代になりましたね。
学習参考書も電子書籍化されていますが、勉強をするには紙と電子書籍どちらのほうがよいのか気になる方も多いのではないでしょうか。
そのような方に向け、電子書籍で学習参考書を使うメリットとデメリットを整理して紹介していきます。
電子書籍で学習参考書を使うメリット
まずは、電子書籍で学習参考書を使うメリットは下記の3点があげられます。
- すぐに購入できる
- 何度も繰り返し使える
- 持ち運びに便利でどこでも勉強できる
それぞれについて詳しく紹介していきます。
メリット1:すぐに購入できる
紙の学習参考書を使う際、本屋に行く必要があります。
しかし、電子書籍を利用すれば、思い立った時にすぐに購入し、購入した学習参考書を使うことができるのです。
必要になった参考書を必要になったタイミングで利用できるのは大きなメリットです。
メリット2:何度も繰り返し使える
電子書籍の学習参考書を利用していると、学習参考書に直接書き込むことはできません。
そのため、1度書き込んで使えなくなるということもなく、何度でも繰り返し使うことができます。
紙媒体の参考書を使い、書き込んでしまう傾向にある人にとっては、繰り返し使える点などがメリットになるでしょう。
メリット3:持ち運びに便利でどこでも勉強できる
電子書籍の学習参考書を利用すれば、持ち運びが簡単でちょっとした時間に勉強することができます。
紙媒体であれば、何冊も持ち歩いていると荷物が多くなってしまいますし、重くて大変なことがあると思います。
しかし、電子書籍であれば、スマホやタブレットなどの媒体1つあれば他には何もいりません。
また、参考書を家に忘れてしまったということもなくなるため、メリットと言えます。
電子書籍で学習参考書を使うデメリット
反対に電子書籍で学習参考書を使うデメリットは大きく3点あります。
- 本に直接書き込めない
- 固定レイアウトの書籍ではハイライトができない
- 紙と端末を行き来するのが面倒
デメリット1:本に直接書き込めない
学習参考書に直接書き込むことができない点が電子書籍を使うデメリットの1つです。
電子書籍を使って問題を解く場合は、端末を見ながら解く、または該当ページを印刷をして解く必要があります。
そのため、紙媒体に慣れていて、直接書き込む方法が勉強しやすいという方にとってはデメリットなります。
デメリット2:固定レイアウトの書籍ではハイライトができない
学習参考書を使って勉強をする際に、重要だと思ったポイントにハイライトを引く方が多いと思います。
しかし、特定の電子書籍ではハイライト機能が利用できないことがあります。
そのため、紙媒体で勉強している際にマーカーなどをよく利用する方にはデメリットと言えます。
デメリット3:紙と端末を行き来するのが面倒
現在紙媒体で販売されている学習参考書が、全て電子書籍化されているわけではありません。
そのため、教科や学習項目によって紙と端末を行き来しながら勉強する必要が出てくることがあります。
このように紙と端末を行き来する手間が煩わしく感じる、勉強がしにくいなどもデメリットとなるでしょう。
電子書籍で勉強しやすい参考書とは?
列挙してみると、やはり現時点ではデメリットの方が利用者としては大きいような気がします。
ただ、赤本などの非常に分厚く「問題よりも解説文」にページ数を割いているような参考書は「解説を読むこと」がメインの勉強法となるため、場所を取らずにストックできる電子書籍も選択肢の1つになりうるかも知れません。
また、英語など語学の勉強で「読むこと」をメインに勉強する場合は、電子書籍の参考書も有用です。
さらに暗記科目の単語帳/用語集のように「覚えること」にフォーカスした勉強なども、持ち運びがスマホだけで済む電子書籍は有用と言えるでしょう。
・解説がメインの「問題集(過去問集)・解説本」
・暗記がメインの「単語帳・用語集」
・読書がメインの「語学参考書」
などは、電子書籍のメリットをそれぞれ享受できるのではないでしょうか!
学習参考書は電子書籍ストアに売っているのか
それでは早速、上記のような電子書籍で勉強することに一定のメリットがある参考書が、実際に電子書籍ストアに売っているか調べてみます。
①「問題集・解説本」でのおすすめ
まずは、過去問などの問題集・解説本から。
分厚い過去問や解説本でも電子書籍なら場所を取りませんが、そもそもあるのか…
特に『宇宙一わかりやすい高校物理 力学・波動』や『すごい実験 ―高校生にもわかる素粒子物理の最前線』などの、特定の分野をわかりやすく解説するような「読み物」としての学習参考書が多く揃っている印象です。
読みながら学ぶスタイルであれば、どこでも持ち運べて読める電子書籍は有用ですよね。
また『大学入試 マンガで政治・経済が面白いほどわかる本』など、電子書籍で読みやすい「漫画」にして解説する本も人気です。
そして、過去問集も『大学入学共通テスト 日本史Bの点数が面白いほどとれる本 面白いほどシリーズ』など、多くはないものの取り扱いがあります。。
しかし、やはり実際の問題をずらりと並べている本に関しては、品揃えとしては少ないことが分かりました。
②「単語帳・用語集」でのおすすめ
特に『[音声DL付]改訂版 キクタン【中学英単語】高校入試レベル キクタンシリーズ』『DUO 3.0』などの英単語集が目立ちます。
実際にベストセラーとあるので、選ばれているのかも知れません。
また、韓国語やフランス語など、様々な言語の単語集が揃っています。
用語集では、語学だけでなく、マーケティング用語や倫理・政経用語の用語集の品揃えがありました。
受験という用途ではなく、ビジネスマンが使うための用途としての用語集も多数あるようです。
③「語学参考書」でのおすすめ
こちらは、「語学・辞事典・年鑑」というコーナーをチェックすると、英語を中心に9,000冊以上の品揃えがありました。
例えば…
『1日1分! TOEIC L&Rテスト 炎の千本ノック!』などのテスト対策本や、『大学入試 レベル別英語長文問題ソリューション』など、文法を丁寧に紹介する本が多くあります。
こういう英語の参考書は分厚くなりがちなので、電子書籍はありがたいですよね。
そして、参考書というカテゴリーではないですが、『洋書』というジャンル絞り込みもKindleにはあります。
これで絞り込むと、英語で書かれた本が中心にズラリと出てきます。
英語を実戦で読み込みたい、という人は洋書を買ってみるのも勉強法の一つです。
洋書は実際の書店ではなかなか手に入らないものが多いので、電子書籍のメリットを最大に活用できるポイントでもありますよ。
ぜひ参考にしてみてください!
『学習参考書は電子書店で揃えられるのか』結論!
学習参考書の種類によっては、電子書籍で利用するメリットがあるものが幾つかあります。
そして、それらは決して漫画や雑誌ほど完全に、というわけではないものの、Kindleストアに基本的な品揃えがあることが分かりました!
ネット塾など、映像授業が普及する中で、電子書籍で勉強する選択肢があってもいいのではないかな、と元書店員としては考えております。
特に、移動などのすき間時間で効率よく勉強をするには、持ち運びなども簡単な電子書籍がよいでしょう。
参考書の電子書籍化も進んできているので、紙媒体と合わせて両軸で勉強していくといいのではないかと思います。
今回は品揃えが多いということでkindleを紹介しましたが、他にも電子書籍ストアはたくさんあります。
他の電子書籍ストアに関しては、下記にて詳しく紹介しているので、是非ご覧ください。
コメントを残す